学部紹介
学部長あいさつ
スマートフォンなどを通じて収集されるビッグデータは生活に豊かさをもたらしています。
また、人生100年時代に女性もライフイベントを越え生涯を通じ仕事を続けるようになっています。他方で、AIの利用が広まる中で、自ら問いを立てデータを用いながら対応を探ることが重要になっています。
このため、実技実学を重視する本学の百年を超える伝統を受け継ぎ、学生の卒業後を想定しビジネスへの応用に焦点を当てたデータサイエンスを特徴とする本学部を開設しました。
入学から卒業まで切れ目なくゼミ(演習)を必修とし、少人数できめ細かい指導を行うとともに、企業など学外と連携しチームでプロジェクトを体験するPBLを展開します。本学部での学びにより、学生がデータに秘められたポテンシャルを解き放ち、自らの選択肢を広げることを期待しています。

データサイエンス学部長 冨浦英一
学部・学科紹介
データサイエンス学部 データサイエンス学科
設立背景
近年、DXの推進やAIの活用が本格化しており、DX人材への需要が社会で急激に増加しています。
特にスマートフォンなどに蓄積されるビッグデータは、活用を通じて新しいライフスタイルを切り開く可能性を秘めています。
しかし、理工系分野における女性比率は依然として低い状態が続いています。
大妻女子大学では、実技実学重視のもと教育・研究を追求してきた歴史があります。
データサイエンスとビジネス(経済・経営)の学びを通じて、実社会が抱える課題を発見・解決する力を身に付け、自立して学び働き続けることができる女性の育成を目標としています。
大妻DSの3つの特徴
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データとビジネスを
結びつける学び統計・情報だけでなく、経済・経営も体系的に学びます。データサイエンスのスキル・ビジネススキルを習得し、企業の中でデータとビジネスを結びつける人材を目指します。
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企業等と協働した
データサイエンスの学び座学だけでなく、チームで進めるプロジェクト型学習も実施します。企業等の実データを使い、ビジネス現場の課題を発見・分析し、解決策を提案する一連の流れに取り組みます。
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少人数クラスと
きめ細かい学習サポート入学から卒業までゼミ(演習)で少人数・双方向のきめ細かい指導を実施します。また、データサイエンスに必要な数学の学習は、1年次の講義やリメディアル基礎数学、質問のできる「数学カフェ」などでサポートしています。
大妻DSの学び
4つの柱で、
データと社会を読み解く力を育てる。
統計情報
データを収集・分析し、
AIやプログラミングを駆使して
「情報を活用する力を養う」
経済経営
経済の仕組みや企業経営を理解し、
「データをビジネスに活かす視点を養う」
そして、実践・演習を通して
「チームで課題解決する力を養う」ことで
データを使えるわたしへと成長していきます


教員紹介
データサイエンス学部には4分野14名の教員が所属しています。
よくあるご質問
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大妻のデータサイエンス学部で学ぶことのメリットは何ですか?
情報処理能力やデータ分析力、プログラミングスキルだけでなく、経済や経営を学ぶことで、ビジネスにデータを応用する力が磨かれ、これからの社会で活躍できる人材を目指せます。
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4つの分野(統計、情報、経済、経営)をすべて勉強するのは大変ではないですか?
4分野すべてが入門、基礎、発展と積み上げながら学ぶような仕組みになっていますので、無理なく理解を深めていくことができます。入門は必修ですが、基礎や発展は選択必修科目です。興味に合わせて選択することができます。
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文系ですがデータサイエンスに興味があります。受験できますか?
本学のデータサイエンス学部は、文理融合です。データサイエンスを学びたいという意欲や興味がある方にぜひ入学いただきたいと思います。受験種別も様々ありますので、参考にしてください。
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数学が得意ではないので、入学後ついていけるか心配です。大丈夫でしょうか?
高校の数学に不安がある場合でも、基礎から学ぶ科目を設置しサポートしています。
また、オンラインを利用した自習支援システムも導入し、学びを支える環境を整えています。 -
データサイエンス学部で学ぶことで目指せる資格はありますか?
ITパスポートや統計検定2級を目指せます。2025年度時点では、大学がITパスポート受験者のための課外パソコン講座(有料)を開講しています。
学部紹介